在宅介護に必要な申し送りノート

介護のあれこれ

在宅介護をこれから始める人、すでに始めている方にも是非お勧めしたいのが【申し送りノート】です。

在宅介護では多くの事業所さんそしてヘルパーさんが介入します。

その方々に正確に物事を伝えたいときは文字にして残しておくことが大切です。

口頭で依頼したり申し送りを行うと「言った・言わない」や「聞いた・聞いていない」の押し問答になってしまいせっかくの信頼関係も壊れてしまうことにもなりかねません。

申し送りノートのメリット

こちらが伝えたい情報や依頼したいことを記載しておくことで、仕事で会わないヘルパーさんなどにも伝えたいことがちゃんと伝えられます。

また、申し送りノートには情報伝達のほかにも、体調変化や状態変化が行ったときにノートを読み返すことで体調を崩しだした時期なども把握することができ、訪問診療医への正確な情報提供もできます。

自分が伝えたかどうかが心配な時はノートを見返していたりしてます。

こんな理由から申し送りノートは破棄せず残しておくことをお勧めします。

申し送りノートのデメリット

デメリットに関して言えば、ほとんどないと言っても過言ではありません。

しいて言うならば介護生活が長いとノートがたまっていくというところです。

申し送りノートに記載する内容

ではノートに何を記載したらいいかということです。

私の場合ケアに関することは別のファイルで手順書を作っているのでそれ以外のすべてに関して記載しています。

《私が記載する内容》

*その日の体調やけいれんの有無

*ケアの変更項目や物品について

*便や痰の状態

*半固形剤に注入時間

*最終吸引時間など

《ヘルパーさんに記載してもらっている内容》

*(以前は)ケア内容と実施時間

*吸引回数

*体位変換の向き

*排尿・便の性状と回数

*介入中の様子

*水分や半固形剤の注入時間など

実際にノートはこんな感じで記載してもらっています。(事業所名など消してます)

ケア介入してもらい自分たちが希望するケアをしてもらうには情報交換や情報提供は必須です。

すべてを事業所任せにするのではなく、介入依頼する私たちがちゃんと希望を伝えることも在宅介護では必要なことです。

ぜひ、自分たちの作りやすい申し送りノートを作ってください。

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