在宅介護で使えるペットシートの応用(脇洗浄)

自宅で行う保清ケア

これまでブログ内でペットシートの使い方についていくつか紹介してきました。

「足浴」や「口腔ケア」などでちょっとした吸水に関しては本当に役に立ちます。

私がよく家で行っているのが<脇のシャワー洗浄>です。聞かれたことはないと思います。

脇ってけっこう汗もかくし汚れも溜まりやすい場所になります。以前は訪問入浴を行っていたのですが、胆のうのPTGBDドレーンが入ってから入浴を中止しました。

その代わりに全身清拭を行っていますが、なかなか脇まではキレイにふき取りができていなかったりレスパイトなどに行くとやはり帰宅後はかなり汚れが溜まっています。汚れが多い時は清拭を行う前に先にこの<脇のシャワー洗浄>を行ってから清拭をしています。

この<脇シャワー洗浄>を行う時に役に立つのがペットシートです。使用する物品もかなり少なくて実施することができます。

必要物品

*洗面器・ペットシート(厚手)両脇で1~4枚・100均ボトル・ベビー泡ソープ・ベビーパウダー・タオル

※慣れないうちはペットシートを2枚使うことをお勧めします。ペットシートは100均でも購入することができます。

手順

1:肩の少し下あたりから(ペット)シートの中心が腋下に来るようにシートを肩の下に敷きます。

2:100均ボトルに入れたお湯で脇を少し流します。(写真のために蓋をしています)

3:ベビー泡ソープで脇をしっかり洗っていきます。

4:洗えたら少し手を浮かして100均ボトルで流していきます。少し浮かすことで汚れがシートに落ちやすくなります。

5:キレイに流したら素早くシートを外します。

6:シートを外した後、タオルを巻き水分を拭き取る。

7:タオルで拭き取った後、ベビーパウダーを適量つけ服の袖を通す。反対も同じように行い終了。シートはそのまま破棄する。

まとめ

ペットシートを使った<脇のシャワー洗浄>はどうでしたでしょうか?

ペットシートは万能で厚手のものであればある程度(100~150ml)は問題なく吸水できますし、使用後はそのまま破棄することができるので片付けも簡単に行うことができます。

少ない物品で簡単に行える保清なので「ちょっと楽したいとき」など行ってみてください。

普段訪問入浴をされている方であれば、あまり行うこともないかも知れませんがもしもの時のために覚えていただけるといいかも知れません。

体調を崩して入浴ができないときなどはぜひ行ってみてください。

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