在宅介護の方が自宅で行う保清ケア-手浴編

自宅で行う保清ケア

手浴の必要性

在宅介護で最も簡単なケアの一つであると思います。

寝たきりなのに手浴の必要ある?と思われるかもしれませんが手って意外に汗もかくし、指の拘縮が強かったりすると指が曲がったりしていて通気が悪いので汚れも溜まりやすくなります。

手浴は手を綺麗にするだけでなく、末梢神経の血流障害などがある場合は温浴することで血流をよくして冷えを予防するという効果もあります。

必要物品

手浴の手順

まとめ

*バケツに準備するお湯は片方分ずつ準備する。お湯につける前に必ず適温であるかの確認を行いやけどに注意する。

*指の腹で手をこするときは力を入れすぎないようにする。皮膚が弱い方の場合、皮膚剥離を起こすこともあるので注意する。

*可能であれば、手浴後に爪切りをすると柔らかくなっているので切りやすい。

*手浴は手をキレイにするだけでなく末梢血液循環も良くします。手を温めることで気持ちよく入眠することもあります。

手浴をしながら指先や関節のマッサージをすることで拘縮を遅らせることもできます。

スキンシップもかねて是非やってみてください。

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