その時に後悔しないためにできること

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事故からの経過を公開させてもらってますが、途中で記載していたように当時の日記には「ごめんなさい」や「自分の責任」という言葉をかなり多く書いていました。

私は旦那が事故にあう1~2年前から離婚について話し合っていました。まぁ20年近く夫婦をやっていると、きっとどこの家庭にも多かれ少なかれ問題はあると思います。

うちに関して言えば問題があったのは私のほうで、とにかく一緒にいるのが嫌だった。話をするのもご飯を食べるのも。仕事が中心で正直、いなくなればいいとさえ思ったことがあったほどです。

なので、もし、事故にあったのがこの時であれば在宅介護なんて選択はしなっかっただろうと思います。今、思い返しても自分はいい妻ではありませんでした。

 当時はほんとにこんな感じ、、、

事故にあう数か月前まで話し合いを重ね、<もう一回やり直してみよう>と決心した矢先の事故の知らせでした。

それだけに自分にのしかかった後悔の重さは未だに残ったままです。ですが、在宅介護をすると決めたときにチャンスを貰えたんだと感じました。

看護師として得てきた知識や経験が家族の役に立つそして介護をやってきた今までの経験が同じような境遇の方の力になる。【これって凄いことだよな~】と、、、

自分がこのようなことになるまでにも患者さんやSNSなどでもご家族の大変な体験談を聞いてきました。

もちろん医学的な面で大変さや患者心理なども理解もしていましたし親身になって関わってきました。

患者家族の方にも「あまり無理しないように」とか「お家のほうが本人さんも喜んでますよ」といった声掛けが、もしかしたら家族にとって重荷だったのではないかと今では反省しています。大変さを理解したつもりだったかもしれません。自分が同じ立場になって本当の大変さを知ることになりました。

このブログの「はじめに」でも書いていますが、介護は自分にとって関係のないこと?年を取るにつれ何となく親の介護が頭にちらつく程度?ではないでしょうか。

介護生活は年齢に関係なく、ないならそれに越したことはありません。そのために普段の生活習慣や食事など注意や努力をすることが健康で長生きできる要因になります。

でも、それでもどうしようもないのが突発的に起こる事故や災害・・・こればかりは自分がどんなに注意しても防ぎようがありません。

だからこそ介護状態になったり最悪「命」を落とすようなことになったときに言えなかった言葉がないように、普段から「ありがとう」や「ごめんね」はちゃんと伝えておいてほしいと心から願います。この2言で十分です。

でも、実際は毎日のあたりまえの生活の中でそんなことを気にする事無く時間が流れていきます。当たり前の言葉を普段から言える関係をつくることもいい人間関係の一つかもしれません。

喧嘩をしたときは早めに仲直りをしてください。取り返しのつかない後悔を残すことがないように、過ごしてください。

カイゴジョブエージェント

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