この記事では今まで紹介してきたアイテムを用途別にまとめて紹介していくので、使って良かったものは随時更新していきます。
口腔ケア編
以前口腔ケアの所でも紹介しましたが、私が今まで使ってみて良かった口腔ケアグッズを再度紹介していきます。
実際の手順に関しては「口腔ケア 実践編」を参考にしてください。
ハミングッドH
口腔ケアをしていてヘルパーさんにも好評だったのがこちらになります。
スポンジ部分が非常にしっかりしていて舌や上あごをキレイにするときが本当に使いやすいです。
ギザギザの部分で歯を磨くこともできるので、縦でも横でも使えます。
舌をキレイにするのにもちょうどよい大きさで全体をこすることができます。
使いやすさ重視でヘルパーさんにケアをしてもらう時にはこのスポンジを使ってケアしてもらっています。
ハビナース ケアしてあげるスポンジブラシ
口腔ケアを始めた当初使っていたのがこちらのスポンジになります。「ハミングッド」と比較している写真を見るとわかると思いますが、やや小さいです。
ですが、軸はしっかりしているので今は在宅使用ではなくレスパイト入院の時などに持参して使うようにしています。
舌をキレイにするにはスポンジ部分がコンパクトなこともあり、やや時間はかかります。
口が小さい方や開口が難しい方にはこのサイズのほうがおすすめです。
ナノ歯ブラシ
最近見つけた口腔ケアグッズで一番良かったのがこの歯ブラシでした。
まず良かった点が普通の歯ブラシと違ってブラシ部分がかなり柔らかく毛束が多いので口腔への刺激が一般の歯ブラシよりもかなり少ない事でした。
口腔ケアの手順でも書きましたが、歯茎が弱っていると普通の歯ブラシでは出血することがありました。それに比べてナノ歯ブラシはメイクブラシのような手触りです。
このブラシの良かった点の二つ目が上あごにも使えたことでした。一つ目に紹介したスポンジも上あごには適しているのですがどうしても軸の部分が木でできているので力の入れ方によっては簡単に折れてしまします。
その点この歯ブラシだとこすっても出血はしないし歯ブラシなので軸はしっかりしています。
ただし、自分が使った感想を言うと物足りなさはありました。(私がかたい歯ブラシが好みなので)
この歯ブラシに関しては自分が口腔ケアを行う時に現在使っています。
マウスウォッシュ液
口腔ケアで使ってほしいのがマウスウォッシュ液です。
最近は口腔ケアグッズも介護コーナーにはたくさん並んでいます。ただしやや割高なことが多いので簡易的でなおかつ口腔内の汚れや口臭などを取るのであれば液体ハミガキ剤でも十分です。
マウスウォッシュ液を選ぶポイントとしては口腔内への刺激があまりないほうがケアされる側も楽にケアを受けることができます。
自分が試してみて刺激が少なかったのがこちらの2商品でした。
自分でうがいをすることができる方であれば、そのまま使っても良いですが、できない方であればマウスウォッシュは原液で使うのではなく水で薄めたほうが誤嚥した時のリスクは少なくすることはできます。
ジェルタイプ
訪問歯科や一部の病棟などでおすすめされる製品として口腔ケア剤であるジェルタイプの物もあります。
スポンジに適量つけて歯磨きの要領で口腔内をキレイにしていきます。
ドラッグストアでも購入できる物もありますし訪問歯科などからも購入することができます。
歯科の先生が使っていたのが「コンクール マウスジェル」でした。
上記以外にも下記のような種類もそろっています。実際に川本産業さんの「マウスピュア 口腔ケアジェル」も試したことがあるのですがケア後の少し粘々した感じがちょっと苦手で使用をやめました。
自分でケアはできないけど使用感想を話せる方であれば話し合って使うこともいいと思います。
口腔内の乾燥という点に関してはやはりジェルタイプのほうが優れています。特に意識障害の方で口が空いている方であれば保湿目的のジェルもあるのでお試ししても良いと思います。
その他
口腔ケアグッズにはそれ以外にもペーパータイプの商品もあります。
これに関しては歯磨きなどでブラシやスポンジを嚙まない方には使っても良いですが、噛むことが多い場合はお勧めできません。ケガの元にもなるので使う時は使用者の状態やケア中の口の動きを見て慎重に行ってください。
まとめ
在宅介護でおすすめアイテム第二弾 口腔ケア編はいかがでしたか?
「健康は口から」と言われるぐらい少し前に比べると口腔ケアの重要性が注目されるようになりました。
口の中をキレイにしておくことは本人の気持ちよさだけでなく感染予防も含まれているので一日に一回は実施してもらえたらと思います。
商品は実際に自分が使ってみて使い心地や操作のしやすさなどを体験したものです。
もちろん個人差があるので、必ず紹介したものがいい!というわけではありません。
使う前に自分自身で体感するのも介護をするうえで大事にしてほしいと思っています。
そうすることで「こんなふうにあたっているんだ」とか「使った後の口腔内の感じ」がわかることでケアの方法などもわかりやすくなります。
まずは短時間から初めていって慣れていったら10~15分ぐらいを目安に行ってください。
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