在宅介護を始めるまでの必要な準備-5（おむつの選び方について）

おむつと尿取りパットの種類

おむつの種類についてはドラッグストアやホームセンターなどでも見かけることが多いと思うのでご存じの方も多いかと思います。

大きくは「テープ固定型」・「パンツ型」の２種類に分けられます。

尿取りパットはおむつよりも種類が多いので「男性用」・「女性用」さらに「1回分」・「3回分」・「夜間用」などかなり細かくいろんな種類が各メーカーから販売されています。

自分で全く動くことができない方のおむつ選びについてお話します。

基本はテープ式のおむつと尿取りパットのセットで使用します。尿取りパットは一回尿が多くて回数が少ない場合などは3回以上吸収する物のほうが漏れもなく安心できます。

1回量は少ないけど回数が多い方の場合は1～2回吸収の尿取りパットをお勧めします。

とはいえ、尿量なんて日によって違いはありますし、コスト的な問題もあるので一か月ほど1～2回タイプの物を使ってみて判断しても良いと思います。

尿取りパットとはいってますが、便をうける要素もあるので軟便傾向の方の場合だとお尻側が広めの5回分などを使うなどの工夫もいると思います。

尿取りパットの種類を2つ揃えるのも1つの方法ではありますがコスト的なことや保管場所などを考えると少量ずつ買いそろえるならいいですがまとめ買いとなるとあまりお勧めはしません。

おむつは毎日の事なので、出来るだけまとめ買いして安いものを選ぶようにしています。

おむつは医療費控除の対象になっていますが、うちの場合障害認定を受けているので医療費は年間10万は超えませんでした。なのでおむつだけで10万円なんてほど遠いのでどうしてもコスパの良いものを選ぶ必要があります。

私が今長期で使わせてもらっているのが、今から紹介する2点と使って良かったもの点です。

おむつはロハコ（アスクル）で購入しています。

１袋（パック？）で購入すると1420円ですがまとめ買いしているので１袋1390円と少し安くなります。

ホームセンターなどに行けばオリジナルブランドなどでもう少し安いところもありましたが、あまり使い勝手や素材が良くなかったのでやめました。

ロハコさんはときどき在庫がない時などありますので、無くなりそうになったらポチってます。

うちの場合尿取りパットもまとめ買いしているので、置き場所を考えるとおむつの割合は少なめにしています。

尿取りパットはAmazonでまとめ買いしていて下記の商品を使っています。

こちらも以前ロハコで購入していた尿取りパットです。尿量が多い時に使っていたのですが今は一回分としてはかなりもったいない使い方になってしまうのでやめました。

もう一つはDfreeさんの尿取りパットになります。漏れも少なくしっかり吸収してくれるました。基本使用しているのは4回分の吸収してくれる物を使っていて、6～7回吸収のパットは1パックだけ買って夜間用にしたりしています。

日中であればパット交換はさほど苦痛ではありませんが、やはり夜間覚醒している方などは日中はおしっこ出ないのに夜によく出るという方も少なくないと思います。

私の所も基本は日中は寝ていて夜間覚醒していることが多いのでどうしても夜中の交換があります。

上手く当てれた時は良いですが、朝見てシーツに漏れたりしていると結局、朝から余計な手間も時間もかかります。

なので、夜間用のパットを使ってはいたんですが、尿臭と本人の不快感を考えるとよっぽど自分がしんどい時以外は使わないようにしました。

どうしても夜間の吸引や体位変換があるのでそのついでに「2分程度で終わるし」と思い普通用のパットに変更しました。

意外とこうすることで本人も不快感がなくなる眠ってくれることもあるので、自分もその時間で寝たりしています。

夜間に吸引や体位変換があまり必要ない方であれば、夜間用を使ってもいいと思います。その分、朝の陰部洗浄はしっかりしておくと感染も予防することができます。

朝おむつを確認して少量の尿汚れがあれば、そのまま陰部洗浄で使用することもできます。夜間はよっぽど漏れがなければパットだけ交換して朝までそのままにしておいてもいいと思います。

そういう意味で言っても、夜間の尿パット交換でなんとか朝まで乗り切って、陰部洗浄で使うと毎日新しいおむつに交換するので感染予防や尿臭予防にもなります。